Exakta 66 Mod.2
 
 
このモデルの最大の変更点として視野率が向上して85%の視野率を確保したことしたことが挙げられる。これは「プラクチシックス」以来の問題点が1つ解消されたことになるが、これは構造的に見るとボディダイカストを大幅に変更することを意味している。

決して肉厚とは言えない「ペンタコンシックスTL」のファインダ周辺のダイカストを左右1.5ミリ前後ずつ拡大するのは難工事だったと思われる。また、その改良のためにファインダの互換性に問題が生じたようだ。

加えて、ファインダスクリーンが変更されている。この点について1990(平成2)年12月号の「ポピュラーフォトグラフィー」誌の製品紹介記事ではローライ製の明るいスクリーンが装備されていることに触れているほか、アメリカ市場では「モデル1」にも85ドルの追加料金で輸入販売元であったエキザクタコーポレーションで交換可能ということが紹介されている。

ここに「ローライ」の名前が出てくるのは意外であるが、それは先のマンダーマン氏が1987(昭和62)年に英国のユナイテッド・サイエンティフィック・ホールディングスが放出したローライを買収し、自身のグループの一員とした結果である。その結果、エキザクタ用にローライ製のファインダスクリーンが供給されるようになったと考えられる。

そのほか機構面ではフィルム巻上げレバー及び機構部に変更があり、巻上げ角度が220度から180°に変更されたほか、カウンター部の視認性向上が紹介されているが、これは視野率の拡大に伴うファインダスクリーン部の面積拡大により、レバーの長さを短くせざるを得なかった結果だと考えられる。

「エキザクタ66」と「モデル2」は長く併売されていたが、「グロッセ・フォトカタログ 94/95」には掲載が無く、「グロッセ・フォトカタログ96/97」には、それまでの取扱店がベロフレックス(Beroflex)であったのがエキザクタフォト(Exakta Foto)に変更され、この時から「モデル2」のみ掲載になっている。
Get Adobe Flash Player
 ※最新のFlash Playerをダウンロードしてください。 FLASH / HTML  /   RSS
※Windows 95/98/Me/NTをご利用の方はHTML版のページをご覧ください。